ピークドラペルかノッチドラペルか? シング …

2014年11月12日 Q.質問
ピークドラペルかノッチドラペルか? シングルのスーツに関して一部のハウススタイルを除いて今日ではノッチドラペルが市民権を得ていますが、敢えてピークドラペルでビスポークするのは可笑しいでしょうか? (過去にテーラー&カッターでピークドラペルのシングルをビスポークした事がありますが、その時は有田さんにお任せのスタイルで注文した為に出来上がった経験がありますが・・・。) 燕尾服やモーニングコートにディナージャケット、それにフロックコートは須らくピークドラペルですが、ギリーカラーが出てきた辺りからノッチドラペルに遷移したいう認識なので歴史的にはピークドラペルの方が古く格式が高いものと考えています。 なので、シングルのスーツに関しても敢えてピークドラペルでビスポークするのも邪道ではないと思うのですが、goremigorgさんの見地は如何でしょうか? また先述のようにノッチドラペルのルーツはギリーカラーから派生したものであると思われるのですが、ピークドラペルはどの様にしてあのような形になったのかご存知でしたら合わせてお願い致します。
2014年11月17日 A.回答
ピークドラペルが現在と同じ形になるのは1910-1920年頃でしょうか、1900年頃のディナージャケットをみるとピークドラペルには違いないでしょうが、ラペルの幅が現代より狭いです。19世紀の初めから1870年ごろまでは、燕尾服もフロックコートもラペルとカラーが同じくらいの幅で、境目の切れ目の角度が緩くピークドと言っていいのか疑問です。1870年代後半ごろのモーニングコートにはラペルの幅がカラーより広いものが出てきます。これがやがて現代のような上向きのラペルになったものと考えられます。 一方、シングルブレストのラウンジスーツでは1870年には現在と同じ形状のノッチドラペルになっています。1860年ごろにギリーカラーが出現しますが、これがノッチドラペルの元なのかどうかはわかりません。 歴史的には、必ずしもピークドのほうが古いというわけではありませんし、シングルブレストのスーツはかなり以前からノッチドラペルです。 ラウンジスーツが街中で着られるようになった1900年ごろでもノッチドラペルですが、1930年代から1940年代にかけてシングルブレストでもピークドラペルが流行します。1950年代になると徐々にノッチドラペルに戻り、ほとんどがノッチドになります。 このような、時代によるラペルの変化をみると、シングルブレストのスーツはノッチドラペルのほうがふさわしいと思います。 もちろん、1930年代のスーツようにピークドラペルがいけないわけではありません。
 
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