「クレリックシャツは午前中しか着てはいけな …
クレリックシャツ に関するQ&A・質問
クレリックシャツ に関するQ&Aを掲載しています。
クレリックシャツ についての詳しい説明は「クレリックシャツ」をご覧ください。
2009年07月06日
Q.質問
「クレリックシャツは午前中しか着てはいけない」と書いてあるのを見たのですが、これは何故なんでしょうか?
2009年07月21日
A.回答
私も「イタリアのシャツメーカー・フライ社の女性オーナー、ルチア・パシン女史は『クレリックシャツは午前中に着るべきシャツ』と語っている」という文を落合正勝氏の著書だか雑誌の連載記事で読んだ記憶があります。ただ、これは落合氏が【本当の紳士服のクラシックさ・エレガントさとは?】というようなテーマで各ブランドのオーナーたちにインタビューした話が基になっているようで、『午前中』というのは文字通り「AM」の意味ではなく、『夜ではない、昼間のうち』という意味に解すべきかと思います。さらに、イタリア人の言う『夜の服装』というのは、『ディナーやパーティなどのフォーマル度合いの高い席に行くときの服装』を言っているのであって、つまりは【フォーマルや格式の高いパーティなどでは、無地の白シャツを着るべきで、クレリックシャツは仕事着としてのシャツにすぎません】という意味に理解すべきかと思います。ビジネスの場と夜の会合を明確に区別して考えるイタリアやイギリスなどの風俗で言えば、「昼の仕事用でも格式の高い夜の宴席でもそのまま通用する服装をしたければ、無地のセミワイドカラーの白シャツに濃紺時に白ドットのネクタイ、黒のストレートチップを身につけるべき」ということが言いたいんだと思います。つまり、日本風に言えば「クレリックシャツを結婚式に礼装として着て行ってもよいか」程度の質問に対する答えでしょう。ちなみに、襟だけが白いデザインのシャツを修道士の制服に見立てて「クレリック」と呼ぶのは日本だけで、和製英語です。正式には「カラーセパレーテッドシャツ」とか「ホワイトカラードシャツ」というそうですが、華やかな印象があるせいか、日本では時々結婚式の披露宴で見かけたりすることもありますが、そもそも身頃部分だけであっても「色柄シャツ」はフォーマルとしては通用しません。おそらく、そういうことに対する警鐘的な意味合いだと思います。
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